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ホテル・ルワンダ

『その時、何が出来るのだろう』

アフリカ、ルワンダで大量虐殺が行われたのは、1994年。大統領の乗った飛行機が墜落したニュースを見聞きした覚えがある。

その時は、ツチ族とフツ族の間の民族紛争が行われていたと思ったように記憶している。

しかし、映画『ルワンダ・ホテル』を見る限り、ツチ族もフツ族も何も違わない。部族間で結婚もするし、隣人でもある。

なのに、ある時を境に憎しみ合い、殺し合ってしまう。

ホテル”ルワンダ”の支配人、ポール・ルセサバギナは、決してヒーローではない。普通の人であり、彼の取った行動は、普通の事だと思う。

彼の行動が”普通”に思えない程、当時のルワンダは異常な状態だったのだと思うし、そのルワンダを見捨てた、国際社会も、とても正常だとは思えない。

私たちに出来る事は、『関心を持つ事』である。国際社会が無関心でいたから、大量虐殺が行われてしまった。今でも世界各地で、紛争やテロ、人種差別や虐殺が実際に行われている。世界中の人々が関心を持つ事が平和への第一歩だと思う。

映画では、1200人もの人命が、彼によって救われたが、100万人もの人々の命が犠牲になった事も決して忘れてはならない。忘れたら、また同じ事が繰り返されてしまうから。

全てが異常だった世界で、唯一ポール・ルセサバギナは、理性を捨てなかった。もし、自分が彼と同じ状況下であったら、何をしたのだろうと思う。

難民を匿ったのか?

武器を取り、民兵に立ち向かったのか?

それとも民兵に寝返ったのか・・・

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コメント

どうもはじめまして!今日ホテル・ルワンダを見て、映画生活からこちらにやってきましたぁ。

私はこの事実の記憶が全くなくて、ほんと関心がない一人だったと思います。こちらの記事みて、そうだな、まずは関心を持つことだなってあらためて思いました。

感じるものがある好い映画でしたよね!

コメントありがとう御座います。
今年になってブログを立ち上げ、初めてのコメントにびっくりです。

この世界で、一番のテロ行為は『無関心』でいる事。
関心を持っている人が沢山いれば、悪事は出来なくなるしね。

こんにちは!
遠い国のことだから――と無関心でいることが、何よりも罪なことなんだと痛感しました。
でも、観て良かったです!!
そして出来れば、たくさんの人達にも観て、何かを感じてもらいたいです。

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