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子ども 戦世(いくさよ)のなかで

大石芳野さんの写真展を拝見してきました。

大石芳野さんの作品は、DAYS JAPAN誌に掲載された作品を過去に数点見たことがあった。作品展を拝見するのは初めてである。

ベトナム、カンボジア、ラオス、コソボ、アフガニスタン、チェルノブイリの戦後(チェルノブイリは放射能事故)を生きる子どもたちに焦点を当てた作品が展示されていた。

戦闘そのものを写した写真ではないが、子どもたちの悲しいまなざしが、その戦闘の激しさを余計に物語っている。素直な子どもたちだからこそ、その瞳に全てが素直に映っている。

そんな子供たちを写す大石芳野さんも、純粋な気持ちの持ち主なのだろう。単に平和を願う気持ち以上の何かを感じる作品達だ。

戦闘で被害を受けるのは必ず弱者である子どもたちで、彼ら(彼女)はその先もずっと、戦闘の記憶を持ちながら一生を送る。子どもたちが受けた心の傷は癒される時が来るのだろうか。

父親を殺された記憶が蘇り学校の教室で泣くコソボの少年、彼はいつか笑顔を取り戻す時がくるのだろうか。

アフガニスタンの少年は、そのカサつきひび割れた老人のような手に、いつか希望や夢を掴む事が出来るのだろうか。

ベトナムの障害を持った子供たちの顔は、皆笑顔の様に見えるけど、彼らの心の奥底も笑顔を見せているのだろうか。

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