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戦場のフォトグラファー

Photo_4 フォトグラファー。ジェームズ・ナクトウェイの世界感が映像化された作品。

ナクトウェイの写真は、DAYS JAPAN誌などに掲載されている作品から触れる事が出来たが、この作品はまさに、彼の目線その物。

彼が覗くファインダーの世界が映像化されている。

彼の息使いまで聞こえてきて戦場のリアルな緊張感を垣間見る事が出来る作品となっている。

政治家の言葉やTV報道は世界の一部を伝えているのに過ぎず、彼ら戦場フォトグラファーが真実の全てを教えてくれる。

彼の作品から伝わるリアル感は何故なのだろう。彼はその世界の関係者であり、部外者の立場で写真を撮らない。その場に受け入れられて同化する。一緒に泣き、悲しみ、怒り、喜ぶ。しかし、その感情を決して表には出さず写真を撮り続ける。言葉では伝えられない物を皆が共有している。

彼は、ズーム・レンズは使用していないようだ。単焦点レンズで被写体に近ずく。よく命があるものだ。ロバート・キャパも常に戦場の最前線で写真を撮ってきたが、近ずいて撮影する事でリアルな世界が見えてくる。彼らの行動力には驚かされると同時に、羨ましくも思う。

いつまで戦場に行くのか解らないが、万人の目となり、耳となって活躍して頂きたい。

いい写真が撮れないとしたら近寄り方が足りないからだ。(ロバート・キャパ)

p.s.

自分もモデルを撮る時は、単焦点レンズ(50mm、85mmを多用)で撮影する。以前はズーム・レンズで撮影していた事があったが、便利で良いのだが何か覗き見ている感じがして非常に違和感を感じた。モデルに近ずいて撮影する事で被写体にされている事を意識してもらい、その中で適度な緊張感が生まれる。この間隔が心地よい。

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