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遊希ひなた 撮影会(昭和記念公園)

主催:Studio Swallowtail  撮影モデル:遊希ひなた  撮影場所:昭和記念公園

_img_4913 そろそろ昭和記念公園も春の装いになるかと期待したが、まだまだ春は遠いようだ。真冬を思わせる体感温度のなかでの撮影は非常に体力と根気が要求される。

遊希ひなたさんを撮影するのは、昨年11月以来となった。あの時は豪雨の中、逗子海岸での撮影。非常に寒かった記憶が蘇る。今回も寒い中随分と頑張ってもらった。

昭和記念公園は都内でも最大級の敷地に、彩り豊かな草花が咲き誇ってくれる。この日は早咲きの桜が随所に咲いていた。花をバックにボケさせたいが、桜の木の場合、花の位置が高すぎてモデルの立ち位置との関係が悪すぎる。左の写真は自分が寝転がり、ひなたさんに前屈みになって貰っての撮影とかなり無理をしたシーンだ。

_img_4980 本当なら背丈の低い草花が良いのだが、そちらのエリアでは一般入場者が多く落ち着いて撮影が出来ないのが容易に想像できる。

昭和記念公園での撮影は何度か行なっているが、どうしても一般入場者の少ないエリアでの撮影になってしまう。つまりは彩りの少ないエリアである。ストリート撮影と違い公園での撮影の魅力は綺麗に整地された草花との競演(前ボケや後ろボケ)ではないかとも思う。

しかしながら前述したように、そのようなエリアは人が多いのも事実。撮影は決して見世物ではないので、そのようなシチュエーションでの撮影は素人のモデルさんにも多大な負担を掛けてしまう。

結果とし良い作品は生まれないだろうとゆうのも想像できる。

あなたになら言える秘密のこと

監督:ISABEL COITEX(イザベル・コイシェ)

キャスト:サラ・ポーリー(ハンナ・アミラン)/ティム・ロビンス(ジョセフ)/ハビエル・カマラ(サイモン)

Img1_1170744254 突然と話し出したハンナの秘密に思わず息を呑んだ・・・

過去に起こった”何か”によって心を閉ざした女性/ハンナ・アミラン。

油田採掘所の火災に関する秘密を隠している男性/ジョセフ。

偶然の出会いなのか、それとも神が導き合わせたのかは解らないが、心の傷を癒す為に必要な”出会い”であったのには違いない。

ハンナは精神が病んでしまっているのか、本当の自分を心の奥底にしまい込んでいる。時々その自分と会話する事で正気を保っているように思える。ハンナが話す事はまるで人事のようであるが全て自分のことを話している。本当は話をする事によって全てから開放されたがっているようにも思える。カウンセラーに無言の電話をするのもそのせいのような気がする。

Img5_1170744254_2 ジョセフと会話をするうちに、無表情だったハンナの顔に笑みが浮かぶ。傷を癒すのには1人でいる事も必要なのだろうが、人と触れ合う事によって癒される事も大切な事だと思える。 洋上の油田採掘所に集まる人々は皆”変わり者”で1人でいる事になれているようでも、人とのコミュニケーションに飢えているようにも見える。

ハンナが突然と話し出した過去の記憶。誰にも言えないハンナの秘密には、心が揺さぶられる思いを感じた。まさかこの映画の行き着く先が、バルカン半島での悲惨な紛争であったとは・・・

人間の脳は、ある一定量のストレスにしか耐える事が出来ないらしい。その量は個人差があるようで少しのストレスにも耐える事が出来ない人もいる。脳の働きで素晴らしいのは、どうしても忘れたい事は記憶の奥底に閉じ込めるて厳重に鍵を掛ける事が出来るらしい(時々その記憶が開放されて悪夢を見る)。ようは、忘れる事によって人は毎日の生活に耐える事が出来てくる。

しかし、ハンナのようにその秘密の傷跡が体中に残っている場合は、その秘密から逃れる事が出来ないのであろう。身体を見る度に思い出す悪夢。ハンナが沢山の石鹸を使う理由がそこにあるのだろうと理解した。洗っても洗っても消えない匂いや汚れ。

そして、自分が生きている事自体を恥じるようになるのかもしれない。

バルカン半島で起きた紛争は、”民族浄化”などとゆう言葉が叫ばれるほど凄惨を極めた。あらゆる犯罪が犯されており、女性が受けた被害は最たるものであったと聞く。実際にハンナのような経験をした女性が沢山おり、彼女達は今でも何処かの街で生活をしている事を思うと心が痛む。

彼女達はどうやって過去の記憶と今の生活に折り合いを付けているのだろうか。

http://www.eigaseikatu.com/title/16714/(映画生活:あなたになら言える秘密のこと)

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