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ジブ・コーレン報道写真展~1000の言葉よりも

006 映画「1000の言葉よりも」の公開に合わせて、ジブ・コーレン報道写真展が開催された。

写真展の会場となったBankART 1929 Yokohamaのホールは、配管が剥き出しになった天井の下、複数の白い板で空間を仕切ってある。

その仕切り壁に作品が掛けられており、通常の写真展でよく見られる閲覧順序を示す矢印が無い。

「御自由にどうぞ」という意味なのか、または、作品の題材となっているイスラエルとパレスチナの混沌とした状態を表しているか...

ニューズ・ウィーク誌等の有名なメディアに数多くの作品を提供しているだけに、見た覚えがある写真もある。

常に最前線の不穏な匂いを嗅ぎつけながら、冷静に画面に納めているといった作品が50点壁を飾っている。

非常にユニークな撮影ポイント(視点)を持った写真が多く、他者とは一線を画する作品たちだなと感じる。

また、国旗や炎など印象的な被写体も随所に散見できる。

ライフルの照準スコープを覗いているイスラエル兵士や、入植地から強制排除される家族の子どもが、排除する側のイスラエル兵士にビスケットを手渡していたりと、少し演出を感じる作品もあるが、それも同じイスラエル人であるジブ・コーレンだからこそ出来るコミュニケーションの末の作品なのかもしれない。

防御壁の壁の一部を倒し、ベット代わりにして寝ているイスラエル兵の姿を写した写真は、何か墓標を思わせる作品になっていたりと、画面の構成力は一流のカメラマンであることを感じる。

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