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おいしいコーヒーの真実

監督/マーク・フランシス

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1杯のコーヒーから世界の経済格差を見れる本作。同じ様な事は、チョコレートの原料となるカカオや、ダイヤモンドや金の露天掘りで働く労働者にも言える事。最近の日本の漁師にも言える事だろう。

僅か数ドルに満たない賃金で働くエチオピアの労働者と、欧米のコーヒーショップで働く人達や、コーヒー抽出技術を競う世界大会(バリスタ世界大会)の模様等を対比させながらの映像が終始続いた。

映画的には「悪いのは世界の4大メーカー」ですよ、と訴えたいのだろうが、映像を見ているとコーヒーショップで働く店員もその片棒を担いでいると言っているようで、何か見る人に勘違いを与えそう。

市場の価格が先に決まってしまい、そこから逆算するように一次生産者の取り分が決まってくるのは、コーヒー以外の食品にも広く言える事のように思える。

この手の問題は、中間業者の排除をすれば済む話ではなく、製品を手にするエンドユーザである我々の覚悟も必要とされる。とにかく安くて良い品物を求めてばかり居ては、何時まで経っても生産者に幸せは訪れない。

商品を適正価格で購入する事が必要となってくる。

各国の保護政策も撤廃しなければ平等な競争にならず、それは市場価格の上昇にも繋がる。

この映画を見て「明日からコーヒーを飲むのは辞めましょう」とは言わないが、毎日コーヒーを飲む時に思い出さなければいけない事ではある。

映画生活(http://www.eigaseikatu.com/title/21089/

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