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2008冬撮~奥日光

Img_2709 2008年の撮り納め、12月28日~29日に奥日光へ。

例年12月中旬には降雪が始まる奥日光。今年は25日頃からやっと降り始めたそうです。

ところが、

12月28日は、日本海側の寒波の影響で猛吹雪状態。
いろは坂を上り切る頃には暴風雪!!
多少の降雪は期待していたが、トンでもない事になった!?

雪が降る分には撮影には然程影響は無い。雨よりは断然良い。しかし暴風雪は話が別。当初の予定では、日が暮れるまで翌朝のロケハン程度に...なんて事を考えていたが、時折吹き降ろす吹雪で前も見れない常態。仕方が無く早めにホテルにチェックイン。

今回の撮影目的は『暁の湯ノ湖』

その為、湖畔近くに宿を確保する必要があり、普段の「たび撮」より2倍以上の宿泊予算に。

ボーナスも頂いたので、少し贅沢に温泉も楽しんで来ました。

宿泊先は「ホテル花の季」。湯ノ湖から歩いて5分程。名前の通り、館内には花が沢山飾っており、寒い外から来た者を優しい花の香りが包んでくれます。

温泉も広く、ユッタリ寛ぐ事が出来ます。露天温泉もありましたが、この日の天候では少し厳しいですね。

仲居さんも気さくな方で、旅の疲れも癒えます。

豪華な夕食を済ませ、明日の天気予報をチェック後早めに就寝。

翌朝、期待を込めて5時30分に起床してみると、概ね天候は回復していました。6時30分頃から、仄明るくなり始めたのでホテルを出発。 前日に目を付けておいた湖畔のポイントへ。

Img_2734 気温マイナス5℃。 指先が冷たくなり始めた6時50分頃に後方より朝陽が上ります。

薄青い世界から、朝陽が山頂を赤く染め始めました。
ドラマチックな瞬間の訪れ。

Img_2746 Img_2755

刻一刻と変わる露出に悪戦苦闘。

日が上り切るまでの僅かな時間。夢中でシャッターを切りました。

人通りも無く、この光景を独り占めしているような贅沢な時間が過ぎました。

Img_2766 すっかり明るくなった湖畔を後にホテルへ戻ります。

朝食後、近くの湯滝へ。

滝幅も広くて迫力のある湯滝でしたが、その迫力を伝える事が出来そうな写真が撮れなかったのが残念。
湯滝脇のレストハウスの御主人が「多分今日当たり観れるんじゃないの」と情報を提供してくれたので中禅寺湖畔の立木観音付近へ。

Img_2797 前日の強風で中禅寺湖の水が樹木に吹き付けられ、そのまま凍った芸術。
何やら怪獣の様にも見えます。

足元がアイスバーンになっているので、撮影するのも必死でした。

Img_2805 冬の到来を待つ葉っぱも一気に氷に閉じ込められました。

Img_2809 初めて訪れる撮影地では、地元の人との交流が思わぬ被写体と巡り合わせてくれます。

旅をすると感じるのは、偶然出逢った皆さんの気遣いや優しさですね。
今回の旅の終わり夕食に立ち寄った浅草の韓国料理屋で、韓国人の青年が片言の日本語で「よいお年を」と声を掛けてくれました。

心が和む一時でした。

皆さんも「よいお年を」

未来を写した子どもたち

監督:製作:撮影/Zana Briski(ザナ・ブリスキ)

経済発展が著しいBRICs(ブリックス)にも名を連ねるインド。インドの主要都市でもあるカルカッタには違法な赤線地帯(売春窟)が未だに存在している。映画の冒頭、その赤線地帯を撮影した映像は、かなり粒子が粗く、感度を上げて撮影した感じがした。赤線地帯には電燈も疎らで日中でも外光が届かないような場所なのかもしれない。

そこでは、違法な売春が日夜行なわれているのと同時に、”普通の生活”も営まれている。人生の最期を迎える時もあれば、生命の誕生もある。しかし哀しい事に、そこで生まれた女の子は、何時しか”お客”を取る運命にある。

閉ざされた世界の閉ざされた運命。

ザナ・ブリスキが、赤線地帯を取材対象に選んだのは女性として使命なのだろうか?よくは解らないが、そこで彼女は子どもたちの存在に気がついた。普段は親族からも邪険に扱われ、その存在自体が不確定な子どもたち。

DAYS JAPAN誌の「第二回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」を受賞した、インド人女性フォトグラファー/ルハニ・コール(Ruhani KAUR)の作品で、インドでは「男子誕生の圧力」があることを知った。女児より男児が優遇され、最悪の場合、生まれたばかりの女児は、死産として殺される事もあるとか。元々子ども(特に女児)に対する人権意識が希薄な国なのかもしれない。

そんな状況下の子どもたちに、彼女は”カメラ”を与えて写真を学ばせた。

子どもたちに何を撮らせようとしたのだろう。「夢」、「過酷な現実」それとも、自分が入り込む事が出来ない赤線地帯の「決定的な瞬間」か。

目的は何であれ、彼女は子どもたちの学ぶ意欲に気が付いたのかもしれない。まともな教育を受けるチャンスが無い子どもたちは、現状を抜け出す術を持たない。読み書きが出来なければ、まともな仕事に就ける機会にも恵まれず、何時までも貧困生活を送らなければならない。未だにカースト制度が根強い地方では、最下層に生まれた子どもは最下層で人生を終わらせる。そこから脱出するのは、並大抵の事ではないかのかも知れないが、教育の機会を平等に与えるのは当然な事に思える。

子どもたちが連れ立って、海や動物園へ遠足に行くシーンは素晴らしかった。あらゆる物に興味を示しシャッターを切る子どもたちの笑顔が素敵だ。日本や諸外国の子どもと何一つ変わらない笑顔。

しかし、夜になり家に帰る姿を想像すると切なくなる。

全ての子どもたちを救わなければ、何の意味も無い。でも、1人も救えないよりは、いいだろう。しかし資金面の問題や不理解な親族の問題もあり、彼女の思い通りには進まない事も多々あるようで、そんな状況に彼女自身も苦悩している感じがした。

映画生活(http://www.eigaseikatu.com/title/24268/

深まる秋~三渓園

Img_2660 地元横浜/三渓園は紅葉が見頃を迎えていた。多少の人では覚悟していたので広角の撮影は出来ないだろうと、EF70-200 F4 L USMの1本を鞄に詰めて出かけた。

Img_2655 朝からの晴天も手伝ってか、三渓園は大変な賑わいでした。

レンズの選択は間違いなかった。望遠で”秋の色”を切り撮る。

秋の三渓園を訪れるのは初めてかもしれないが真っ赤に輝いている感じがし、非常に良い撮影地だ。

京都や鎌倉の風情も捨てがたいが、この時季の人では半端ではなく、落ち着いて撮影は出来ない。

此方は多少の人出は気になるが、京都/鎌倉程ではないので悪くない。苑内には多数の庵等が点在しているので上手く狙えば古都風の撮影も可能。

Img_2621Img_2662_2 三脚使用の規制は無いが、週末での撮影で使用するには通路が狭いので無理だろう。

毎年、赤(紅葉)を基調に撮影する事が多かったので、今年は黄色(黄葉)を撮影しようとして、色々と計画をしていたが、時間が取れなくて始めての紅(黄)葉撮影になった。

Img_2643

都市部の紅葉は始まったばかりで、三渓園もまだ紅葉の輝きは続きそうではあるが、風が冷たく感じた。

確実に季節は冬へと向かっている。

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