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第5回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞

今月(5月号)のDAYS JAPAN誌を購入すれば、今回の写真展の作品を観る事が出来るので、新宿コニカミノルタプラザまで足を運ぶ必要があるのかなと思えた。過去の同写真展では、何らかのイベント(広河隆一氏のトークショー)に合わせて観覧に行っていたのだが、今年はそうでは無いのでなお更感じた。

写真展を観終わった感想は、「やはり足を運んで良かった」

大きく引き伸ばされた写真を観てみると、雑誌では感じ得なかった事を沢山感じる。特に写真に写る瞳の中には、恐怖や怒り、悲しみ、諦め、異常にまで抑揚したような眼差しと、雑誌に掲載された写真とは違う迫力を感じる。

”迫力を感じる”と表現してよいのか分からない。もっと冷静に状況を把握しなければいけないのかもしれない。ただ、最近DAYS JAPAN誌を購入して思う事は、創刊号を見た時の衝撃を感じ得なくなってきた自分がいる。創刊号の表紙になった少女の遺体を見た時に感じた物が無い。何か人の死(遺体)にも慣れてきているかのようだ。

瞳に注目した点では、今回の「処分されるペットたち」に写る子犬たちのつぶらな瞳が痛々しく感じた。3匹の子犬が入った小箱には、死刑執行の日付が無造作に張られている(実際に日付を意味しているのかは判らない)

このような内容の写真展を観るのは非常に辛い。

インドや中国の輝かしい経済発展の影に隠れた暗部の様に、光があれば影が存在する。その影とは、人々の心の奥底と同調している。

写真が映し出す”影”に、自らの”影”を感じるのかもしれない。だから極力避けて通りたいと思うのかしれない。

以前、ユニセフの講演を公聴した時に「知らないのは、一番の犯罪である」と言われたモニターの方がいた。

その言葉を今でも忘れないように心掛けている。

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エレベータを降りて地上のドアを開けた時、新宿の喧騒が耳に響いた。

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