« The Natural ColorⅡ | トップページ | スカイライン -征服- »

アンストッパブル

出演:デンゼル・ワシントン クリス・パイン

監督:トニー・スコット

M_e38182e59490e381a8

ストーリーはいたって簡単。

大量の有毒化学物質と19万リットルのディーゼル燃料を搭載した39両編成(800メートル)の無人列車が暴走し、その行く末には人口密集地帯が待ち受けている。

暴走列車だけのモチーフで話を盛り上げる手法はお見事。”感動の涙”は流さなかったが手に汗握る感は十分に味わえた。

犬、ネコ、子役&イケメン若手俳優に頼る日本映画も少しは見習って欲しい。

話を元に戻すと、

この危機を乗り切るのは、早期退職を勧告されたベテラン機関士フランク・バーンズ(デンゼル・ワシントン)と、何やら家庭内で問題を抱えた新米車掌ウィル・コルソン(クリス・パイン)の2人。

事故の第一報を聞いた鉄道会社の上層部は、まず事故による株価下落や損害賠償金額等が気になりだし、現場責任者の意見を無視して事態収拾に乗り出す。比較的周辺住民の少ない農耕地帯を通過中に、”脱線機”を使って列車を脱線させて横転させようとする。

人口が少ないとは言えども、被害住民が出るのは予想されるが、より少ない損害賠償で済まそうという魂胆。

しかしながら”列車脱線作戦”は失敗に終わり、今度は現場サイドから反乱が起きる。本社指示を無視して事態収拾に図りだす。

ベテラン機関士・フランクは、勤続28年の経験と知識から、脱線機による列車脱線を行なうには列車が早すぎると判断しており、自らで暴走列車に追いつき、機関車で牽引する事を進言する。

A818ba4cc2e3ae5c85acbbde3568c164

早期退職を勧告されたフランクには、そこまで危険を冒す義務はないが、”会社の為ではなく住民の為”と立ち上がる。如何にもアメリカン・ヒーロー的は展開だ。

今の時期に『アンストッパブル』を見ると、福島第一原発事故と重なってしまう。東電本社や内閣対策本部と現場サイドの思惑の違いや意気込みの差を映画を通して考えてしまった。

危機に直面した2人が、身の上話で盛り上がっているのは不思議な感じではあったが、福島第一原発で事故対応している作業員も意外とそうなのかもしれない。作業が終われば家族の話や、芸能話で盛り上がっているのかもしれない。

高度な技術論ではなく、”経験”と”感”が頼れる時もある。

映画生活:http://cinema.pia.co.jp/title/154329/

« The Natural ColorⅡ | トップページ | スカイライン -征服- »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/27945/40380538

この記事へのトラックバック一覧です: アンストッパブル:

« The Natural ColorⅡ | トップページ | スカイライン -征服- »

無料ブログはココログ