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ダークナイト ライジング

出演:クリスチャン・ベール(ブルース・ウェイン/ダークナイト=バットマン) / マイケル・ケイン(アルフレッド) / ゲイリー・オールドマン(ゴードン市警本部長) / アン・ハサウェイ(セリーナ・カイル) / トム・ハーディー(ベイン)

監督/脚本/製作:クリストファー・ノーラン

脚本/ジョナサン・ノーラン

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地方検事ハービー・デントの追悼式シーンから始まった『ダークナイト/ライジング』は前作(ダークナイト)の続編であることを強く意識させる。

不条理の塊のようだった前作(ダークナイト)。

Image1_2恋人を救うことが出来ないまでか、すべての悪を背負ったままゴッサム・シティーを後にしバットマン(ブルース・ウェイン)。

全てを知りながら、闇の契約にサインしたゴードン市警本部長を生きながら苦しみ抜いた8年であったのだろう。

そして、再び”嵐が来た”。

小型ジェット機を使用して急襲作戦を敢行でき、墜落する飛行機に「お前は残れ」と言われ笑みを浮かべる部下。資金力が潤沢であり狂信的なテロ組織のリーダを印象ずける”ベイン”

Image4
その筋骨隆々とした風貌や、怪しげなマスクから”悪の象徴”のようだ。

前作(ダークナイト)のジョーカーは、病的な貧弱さを漂わせていたが、ベインはその真逆といった雰囲気。

テロ行為と革命を分ける境界線は実に不透明。

偽りの正義で塗り固められた今のゴッサム・シティーに対するベインの”行為”は、テロなのだろうか?それとも”革命”なのだろうか?

では、バットマンの存在は”正義”なのかそれとも”必要悪”なのか?

正義と悪の戦いの構図ではあるが、物事はそうは単純ではないのが良くわかる。ストーリーが何十にも絡みあい映画を鑑賞するにしたがってどんどん引き込まれるのがわかる。

映画のラストを迎える頃には、「もっとこの映画を見続けていたい」という想いが湧き上がってきた。

Image5アン・ハサウェイも健闘したとは思うが、ストーリーに引き込まれ過ぎたせいか、あまり存在感を感じなかったのが個人的な感想。

ボディースーツ姿ばかりが前評判になっていたのが映画の中での存在感を薄めてしまったのかとも思える。

前作をも凌ぐアクションやエンターテイメントを期待されながら、三部作の最終章として結論を求められる今作。

派手に見せながら冷静に帰結させる難しさを見事に遣り抜いた感はある。

早くも次回作品を期待してしまうが、誰がこの後を次ぐのか期待と不安が渦巻く。

映画生活:http://cinema.pia.co.jp/title/156830/











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