« 美の山 | トップページ | 世界報道写真展2013 »

オブリビオン

Bg_top4
『何故、彼は人類のいない地球に残されたのか?』

2077年、エイリアンの攻撃を受け、地球は全壊。
生き残った人類は、他の惑星への移住を果たすが、ジャック(トム・クルーズ)は荒廃した地球に残り、パトロール機バトルシップをかり、高度1,000mの上空から地球を監視している。
ある日、ジャックは墜落した宇宙船で眠る美女(オルガ・キュレリンコ)を発見する。
目を覚ました彼女は、なぜか逢ったことのないジャックの名を口にした。
彼女に不思議な結びつきを感じながら、次第にあらゆる現実に疑問を抱くようになったいくジャック。そして、二人に隠された”真実”は謎の男ビーチ(モーガン・フリーマン)によって明かされようとしていた(オブリビオン公式ホームページより抜粋)

Bg_story
ジャックは任務の為に過去の記憶を消されたようだが、ニューヨック・ヤンキースやNFL(アメリカン・フットボール)など、”古き良きアメリカ”を愛している。
未来よりも過去に拘りをみせ、この荒廃した地球に”故郷”を感じてもいる。

トム・クルーズは、宇宙戦争(2005年の映画)でもニューヨーク・ヤンキースを愛する不器用な男(レイ)を演じており、二人の男には何か共通点があるような気がした。
ヤンキースのキャップを被るシーンに笑みがこぼれてしまった。

ジャックが荒廃した地球で相手にしているエイリアンの正体は容易に想像がついた。
意外と楽な展開の映画かなと思ったが、ストーリーが進むにつれて幾つも謎が仕掛けてあり最後まで飽きさせない。
謎解き洋画の場合、スクリーンに集中しながら字幕を追っていくと徐々にストーリーが混乱しがちですが、本作品に関してはそんな事はなかった。
荒廃した地球が舞台なので、登場人物が少ないのもストーリーをシンプルにしている要因かもしれない。
説明口調の台詞が少ないのも好印象だ。

Bg_woo

ジャックは荒廃した図書館と思われる場所で捕まった。
図書館は過去が沢山詰まっている場所だ。

なにやらストーリの縁取りを暗示するようなシーンではないか。

良い映画は、何度でも観る事に耐えられる。
見返す度に、「このシーンにはそんな意味が隠されていたのかな」と新たな発見が見つかるものだ。

『オブリビオン』はそんな映画の一つに数え上げられるかもしれない。

ジャックのパートナーのヴィクトリア(アンドレア・ライズブロー)と、コントロール・センターのサリー(メリッサ・レオ)の2人が交わす交信で

『二人は今でも良いチーム?』

とサリーが聞くシーンが何度もあり、「何を暗示しているのかな?」と不思議に思いながら映画を観ていた。
「この荒廃した地球上に残されている人間は、ジャックとヴィクトリアだけだろ?」

映画の序盤には沢山暗示が隠されている。

Woo_5
『猿の惑星:創世記』のプロデューサーが『オブリビオン』も手がけているせいなのか、猿の惑星的な骨組みも仕込まれている。

謎の男ビーチ(モーガン・フリーマン)がジャックに「隔離エリア(放射能汚染地域)に行けば”真実”がわかる」と伝えるが、まるで猿の惑星の”禁断の土地”を彷彿させる。

モーガン・フリーマンの声を聞くと不思議と落ち着く。すっかりバイプレーヤーとしての地位を確立した名優の風格を感じる。

映画生活:http://cinema.pia.co.jp/title/161180/

« 美の山 | トップページ | 世界報道写真展2013 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/27945/51995944

この記事へのトラックバック一覧です: オブリビオン:

« 美の山 | トップページ | 世界報道写真展2013 »

無料ブログはココログ