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レヴェナント/蘇えりし者

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ここまで遣らないとオスカーを手にすることが出来ないのか、と思うぐらい過酷な撮影が想像できる。

中でもグリズリーとの格闘シーンは迫力もの。
本物のグリズリーなのかな?
獣の息遣いまで伝わってくるシーンだ。

殆どが極寒の中での撮影であり、ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)が、
時折指先に息を吹きかけ暖を取るシーンがリアルだ。
そんな中、川に入水するシーンが過酷さを際立たせる。

時間軸が不明確なので、ヒュー・グラスとグリズリーとの格闘から、どのくらい経過してるのかよく分からない。
ヒュー・グラスの追跡(復讐)劇には、相当の時間が経過しており、その間まともな食事も採っていないだろう事が想像できるが、あまり痩せていないのが少し気になった。
サバイバル重視の作品ではないから、まぁいいかな。

先住民の神秘性と
白人の残虐性。

その両方を持つのが、ヒュー・グラスの人間性として描かれているように思える。
家族に対する愛。
家族を失った悲しみ、そして再生の物語。

単純な復讐劇として描かれていないのが、この作品の良さなのだろう。

そして『レヴェナント/蘇えりし者』の特出すべきは、映像が美しい。
アカデミー賞/撮影賞の受賞も納得。

白銀の大地。
野生動物の群れ、それを襲う狼。
森の中での焚き火のほの暗い明かり。

全てが、ヒュー・グラスの心象を表しているように感じた。
台詞が少ないヒュー・グラスは、顔の表情で全てを表現しなければならない。
映像がその過不足を補ってくれている。

映画生活:http://cinema.pia.co.jp/title/168505/

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» 「レヴェナント 蘇えりし者」 [ここなつ映画レビュー]
レオナルド・ディカプリオは年を取ってから(失礼!)の方が好きなので、彼がオスカーを受賞した事は、心からおめでとうを言うよりほかの気持ちは無い。むしろ遅い、遅過ぎた、という気持ちがある程だ。というか、何もこの「レヴェナント〜」で獲る必要があったのか?という疑問が拭えない。何となく、長いこと一生懸命やった人に対する「ご苦労さん代」のような気がしてならない。と言うのも、大変熱演なのは判るんだけど、セリフは9割方ハアハアという荒い息遣いだし、表情は髪の毛と髭に覆い隠されてうかがい知ることができない。血と泥と... [続きを読む]

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